スペシャルインタビュー 卒業生・山形県立米沢女子短期大学 永井 珠莉さん

小規模校サミットで人生が変わった! まちも変わった!

規模は小さい、けれど大きな可能性
―私にとっての小規模校サミット―

私は、第1回全国小規模校サミットでリーダーを務めました。サミット前は「どうせ小さい学校だし」と思っていたけど、他校と交流することで、学校にもまちにも自分にも可能性を感じることができました。今、小国高校で当たり前とされている「学校と地域の協働」もサミットの企画を通して、ゆっくり出来上がってきたものだと思います。「どうだった?どう思う?」と先生や地域の大人、役場の方がいつも聞いてくれるから、高校生と大人の距離感がどんどん縮まる。高校生もそれがあるから自信をもって発言できるし大人を頼れる、そしてお互いが本気になるのだと思います。サミット当日も、私たちとは異なるバックボーンを持った高校生との本気の対話が生まれました。それぞれの地域が持つ個性・特徴・可能性を知ったことで、私たちが住む地域、そして私たち自身に対して自信を持てるようになりました。

「やりたい」は、楽しめる場づくりから始まる

高校生は素直です。本当に楽しかったから「もっとやりたい!」となります。もっと楽しみたいから、主体的に自分と全く違う人・地域の大人と関わろうとします。精一杯やったつもりだったけど「もっとうまくやれる」と自分の頭の中で考えるようにもなります。楽しむためには異質なものとの出会いと、一人一人の役割、そして成功の実感が必要だと私は思います。いろんな情報、出会いたい人と出会えるチャンスを与えてくれたから、可能性がどんどん広がっていきました。だから、今度は私がそれをする番。私がしてもらったことをもっとパワーアップして、「楽しめる場づくり」をしていきたいと思います。

PROFILE

第一回全国小規模校サミットのメインファシリテーター。小国校卒業後は短大に進学し、将来的には地元小国町で働くことを決意。

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