スペシャルインタビュー 非常勤講師・眼鏡屋 髙橋泰弘さん

地域みらい留学は人生を変える旅になる〜テレンナ!〜

自分を変えるために必要なこと

「すげー!山が近ーい!空が広ーい!」
他県からやってきた地域留学生と小国町を散策していると、彼らの感受性と表現力の豊かさに驚かされます。机の上でしか物を考えなかった自分の高校時代と比べると、彼らの目線は高く、視野も随分広い。自分のやりたいことを求めて越境する「地域みらい留学」は、自分が若返ったら絶対に参加したいプログラムです。小国育ちの子たちにとっても大きな刺激となっています。
私も学生時代、留学先でかけがえのない思い出を沢山作ることができました。私の場合は海外留学でしたが、地域みらい留学と共通する点は多いと思います。例えば、住みながら旅のような解放感を得られるところ。そして自分の故郷と留学先を比べてみて、違いを楽しめること。そんな贅沢な期間を最大限に生かすためのポイントは、ずばり恥を掻くことです。地元ではとても恥ずかしくて出来なかったような事に挑戦して、たくさん恥をかいて、自分を変える。小国高校は失敗を受けいれてくれる土壌があるので、自分を変える体験はクセになりますよ(笑)

人生の軸を見つけよう

「照れんな!」
留学帰りの私に、地元の先輩がいつも言ってくれていた言葉です。留学先で奏でていた音楽、着ていた派手な服。それらを地元に帰ってきてから自粛してしまった私は、この言葉に随分救われました。この時から少しずつ地元で自分を表現できるようになり、国内外の人たちが連携できる居場所作りを始めました。
地元で少し息苦しくなった時、新しいアイデアを考えたい時、昔の友に会いたくなった時、今でもかつての留学先を訪れます。現在私は故郷の小国町で生活していますが、「人生の軸」となったのは留学していた場所です。軸足をおける場所が増えることは、人生に心地良いゆとりを与えてくれてます。小国高校に入ってくれる皆さんにとって、小国町がそんな“ふるさと”になりますように。「照れんな」を合言葉に、一緒に小国でチャレンジしましょう!

PROFILE

山形県小国町出身。高校卒業後、アメリカ留学と専門学校を経て小国町にUターン。時計・メガネ屋として働く傍ら、英語の非常勤講師として小国高校の生徒と深く関わっている。

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