スペシャルインタビュー 小国町役場総合政策課 横山真由美さん・土屋裕樹さん

白い森で耳をすませ、「自分」と向き合う3年間に

私が小国町を好きな理由

横山:
私は小国町の東部地区で生まれ育ちました。移住者がまた移住者を呼び込む不思議な地域で、様々な行事には世代関係なく全力で取り組む雰囲気があります。また、旬の野菜などの物々交換をはじめ、ゴミ出しや乗り合いの仕組みを自分たちで作るなど、お互いの「思いやり」でまわっている地域です。
大人になってから振り返ると、そのような環境に身を置くことがどれだけ贅沢な時間だったのか気づかされます。今の自分を支えているのは、あの頃、様々な人と深く関わった経験、また、豊かな自然の中で、じっくり「自分」と向き合えた時間です。当時は今のようにスマートフォンも普及していませんでしたので、知りたいことがあれば与えられるのを待つのではなく、自ら物知りな大人を探して学びに行き、それに対して大人が経験談を交えながら丁寧に教えてくださいました。
現代の若い世代にも、是非この白い森小国で様々な人と関わりながら、また、静かに耳をすませて「自分」と向き合う時間を大切に過ごしてほしいと願っています。そんな豊かな暮らしができること。それこそ私が地元を愛する理由です。

チャレンジできる土壌を用意しています

土屋:
私たち総合政策課の仕事は小国町に移住する人のサポート、小国町が活性化する仕組みづくりです。近年力を入れているのが「小国★地域みらい塾」という取り組み。町内の高校生から40代の大人まで参加でき、皆さんの「やってみたい!」を全力で支援する塾です。

小国☆地域みらい塾
http://www.town.oguni.yamagata.jp/data/plan/miraijuku/miraijuku.html

学生時代に「自分の意思で自分の住む地域を決める」という決断は、主体的な学びの第一歩です。大人になってからも生きてくる貴重な経験です。数ある自治体の中で、小国町が皆さんにとって「ふるさと」と呼べる場所になれば、これほど嬉しいことはありません。ずっと住み続けたいと思える場所。大人になってから仕事で関わり続けたいと思える場所。いつか帰って来たくなる場所。チャレンジしたくなる場所。どんな形であれ、小国町が皆さんの人生に寄り添える場所になれば幸いです。

PROFILE

小国町の移住者窓口となる総合政策課のお二人。小国高校の教員と共に地域協働事業を推進している。

▲TOP
小国高校 公認
キャラクター