スペシャルインタビュー 高校魅力化コーディネーター 坂口裕紀さん

ひみつきちをみんなで作ろう!

「白い森おぐに」の賢者たち

『楽しいこと、好きなことに理由なんてなくない?そんなこといつも考えていたら楽しくないじゃん、坂口くん。』
私が小国高校魅力化コーディネーターをしている最も大きな理由は、『人生の目的探し』です。生徒との対話で、答えを見つけることが出来るかもしれないと思い、小国町に来ました。私は目的がはっきりしないことが出来ない性分(らしい)です。2-3か月したころ生徒から上記の言葉を言われました。好きなことに理由を求めなくていい、頭でっかちになっていた私に突き刺さる言葉でした。遊ぶのが好きだからあそび場を創ろうという発想から、生徒と空き家を改装しあそび場を創る「ひみつきちプロジェクト」が発足しました。無事改装は完了し、現在はイベントをゆるりとやっています。

エビデンスを乗り越えられるかもしれない

地域間で教育機会の格差があるのは、統計的にも明らかな事実です。
しかし、当人のやる気次第・周りのサポート次第でその格差を越えて、より大きな効果を生む「外れ値」を出すことは出来るはずです。待っているだけでは情報は降りてきません。ですが、考え実行すれば、刺激に出会うことが出来る、小国町はそんな町だと思います。「ひみつきちプロジェクト」は地域の方々に支えられて実現しました。家も改装に使った木材も人手もみんな無料で提供していただきました。「もりたん」もいろんな人たちが考え実行した、手垢にまみれた活動です。皆さんも一緒に汗水たらして、自分の人生にガチで向き合ってみませんか。

ひみつきちプロジェクトのクラウドファンディング
https://readyfor.jp/projects/secretbase

PROFILE

長野県出身
東北大学卒業後、自分探しの結果小国高校のコーディネーターに至る。
ひみつきちの改装作業において、DIYのスキルは生徒に抜かれる。

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